お米ができるまで
三宅牧場は牛と米を育てる農家として、自然の循環や秩序を守りながら農業を営んでいます。
米作りは稲の種まきを行うところから始まります。
田植えの時期には、水田に堆肥をまき、稲を刈り、稲わらも大切に収穫します。
これが牛の餌になり、質の良い博多和牛に育ちます。
この自然の循環の中でできた副産物の恵みを私たち人間はいただいて生命を維持しています。
種蒔き
田植え
生育期
夏の間、3回位田んぼの回りの畔草を刈ります。こうすると、害虫の住み家を減らせるのよ。
穂が出る頃、天然にがりをぽとぽとと田んぼに入れます。食味が良くなるように。だってミネラルだもん。
順調に穂にでんぷんがたまってお米が太ってきました。
稲刈り
コンバインでさっさと刈ります。
青空の下で仕事ができるって幸せ。
機械が大型化して籾を運ぶのもずいぶん楽になりました。
稲わらも収穫
現在はこっちのコンバインにパワーアップしました。
そして、お米を取った稲わらが牛さんの大切な餌になります。
秋の稲刈り後320頭の牛さんの一年分の食料を集めます。忙しい!
終わったら、こんな気分!博多和牛はこうして地元産の稲わらを食べて育ってるんですよ!あ~ぜいたく。